JUMP魂を支えた曲たち~ポストビトラ~

9月24日でデビュー13周年を迎えるHey!Say!JUMP

そしてこの13年間様々な形で私達に届けられた素敵な曲の数々

 

 今回のブログは、そんなHey!Say!JUMP(以下、JUMP表記)のコンサート・ライブを主軸として支えてきた曲たちのお話です。

 近年のJUMPのライブは通常、アルバムを引っ提げて行われるため、アルバム曲を中心にセトリ入りする傾向にあります。更に1年を通して発売されるシングルの枚数も昔に比べ安定してきているので、表題曲は勿論のこと、カップリング曲等のセトリ入りを考えると、ライブで歌われる曲の7割程その年に発売された曲となります。残りの3割程既存曲といった感じです。この7:3の内訳は、その年毎のアルバムの色を出しつつも、メジャーな曲しか知らない新しいファンの方も盛り上がれるコンサートを作るには最適であると思います。

 

そして、その3割程の既存曲というのはその年以前に発売された曲を指します。UMPやドリカムは勿論、基本はシングル表題曲のセトリ入りが多いです。しかし、そこに何故か過去のカップリング曲やアルバム曲なのに 根気強く紛れ込んでくるヤツらがいますよね…!?確その曲たちに焦点を当てて見ていきます。

 

 

1.  5つのライブ常連曲

シングル表題曲以外の、アルバム曲とカップリング曲の中でもコンサートでの披露頻度が高いJUMP魂の常連曲が

 

・スクール革命 (以下、スク革)

・Born in the EARTH (以下、ボンイジ)

・Romeo&Juliet (以下、ロミジュリ)

・Beat Line (以下、ビトラ)

・僕はVampire (以下、vampire)

 

の主に5曲です。

 

この5曲の披露の有無をコンサート毎に調べたところ、次のような簡単な表が完成しました。

 

f:id:s23ad017hate:20200831154605j:image

f:id:s23ad017hate:20200831154608j:image

補足:○は披露有、空欄は披露無。アンコールのみ、オーラスのみでも、1公演でもセトリ入りした場合は披露有りとカウントします。

 

 

2. 考察

ぱっと見でも分かる通り、初披露の時期はそれぞれ違えど、2014年頃までは5曲ともほぼフル出席です。フル出席出来たのはJUMPとしての既存曲が未だ少なく、ライブで歌える曲が限られていた事も関係しているでしょう。そして、2014年のsmart以降は披露が疎らになっています。これはアルバムが1年おきに発売されるようになり、それを引っさげたツアーになったことが既存曲の披露機会が減った原因です。

 

しかし、その状況でもこの5曲は最近の曲やシングル曲に負けじと何年おきかには必ずセトリ入りしてくるのです。

 

曲ごとに見ると、スクール革命は2014年からかなり期間が空き、2017年のジャンパが最後の披露となっています。ですが、smartまでの出席率が半端じゃない!(最早UMPより歌っているのでは?) そして、ロミジュリは通常のセトリに組み込まれることは近年ではありませんが、ダブルアンコールの曲と言えば…ロミジュリでしょ!これは満場一致であることを願いたいです。そして問題のボンイジ、ビトラ、vampire のこの3曲。初披露となった当初はほぼ毎回セトリ入りし、近年でも1.2年おきにしれっと名前が並ぶ強者です。ビトラ に至っては、歌われていないツアーもありますが、1年以上の間隔が空いたことが無いため初披露の2011年から2019年までの8年間ずっと歌われています。 さすがビトラ先輩、格が違います。しかし、悲しいことに今年2020のツアーがない事が発表された上、PARADEでもセトリ入りしていないので、この連続記録は8年でストップしてしまいます… それでも何十曲もの新しい曲が毎年作られている中で、欠かさず歌われるビトラ、1.2年おきにセトリ入りするボンイジvampireJUMPのライブを支えてくれている大切な曲です。

 

 

 

 

3. ビトラとVampireがセトリ入りし続ける理由

 

 ビトラ先輩vampireのセトリ入り率が凄いことは分かりましたよね。では、この2曲が特別なのは何故でしょう。ビトラ は2011年のSUMMARYが初披露で、当時まだ20歳前後と若い彼らがあのような力強いダンス圧巻のパフォーマンスを披露したことに衝撃を受けた人も多いはずです。これまでのJUMPのイメージをガラリと変えるものでした。Mステでの突然の披露もありました。しかし、ライブで永遠にセトリ入りし続けることから''少々飽きた''というファンの声も多かったのも事実(笑) 飽きる程披露していた2014年以前は、アルバム曲が少なかった事が同じ曲を何度もセトリ入りさせざるを得ない理由であったと考えられますが、それ以降も披露し続けるのはやはり想い入れがあるからではないかと考えます。ビトラはJUMPにとって初めてダンスに重きを置いた曲だと言っても過言ではありません。今となってはもっと難易度の高いダンスが踊れるにしても、当時は振り入れにだいぶ苦戦したというエピもある通り、きっとこの曲には本人たちにとっても特別なのだと思います。

 

続いてvampire この曲の強みはやはり他には無いコンセプト です。だって''僕はバンパイア''ですよ……? 今となっては悲鳴必須のエロ曲扱いになってますが、当時曲名が流れ、遂に狂ったか…?どうしたのか…?とザワザワしたTwitter(笑) こんなにインパクトの強い曲名でしっかりとした世界観のある曲は他の曲では代用出来ないのは確かです。ライブのエンディングに必須なバラード曲や、JUMPの強みであるダンスを魅せる曲などはアルバム毎に必ず収録されているため、その年毎に違う曲でセトリ入りすることが多いですが、''僕はVampire''ジャンルの曲なんて有りませんので、唯一無二であることがこれまで根気強くセトリに紛れ込んでくる理由ではないかと考えます。

 

 

 

4. ポストビトラ

 

次にビトラ、ボンイジ、vampireに変わるこれからのJUMP魂を支えてくれるであろうカップリング曲やアルバム曲について考えてみます。アルバムを引っさげたツアーになったsmart以降のツアーだけを見ると、

・School Girl (以下、スクガ)

・Chiku Taku

・From.

・SUPERMAN

の4曲が何度もセトリ入りを果たしているため、先程同様 表にしてみました。

 

f:id:s23ad017hate:20200901094404j:image

 

結果は4曲とも3回以上セトリ入りしており、今後もライブでも披露される可能性が高いと言えます。

 

曲毎に見るとスクガ は with魂 が初セトリ入りですが、その後の smart  車魂  DEAR.  I/O  SorL  とかなりの披露頻度を誇る曲です。ポップでハッピーな曲はまだまだJUMPちゃんに似合うので、ファンからの人気も高いことを知ってのセトリ入りなのでしょうか…(?) Chiku Taku は年末車魂で初披露となりました。年末年始DEAR.以来披露されていませんが、3回もカップリング曲からセトリ入りした曲は意外にも少ないです。これは完全なる予想ですが、Chiku Takuはまたやる気がしています。というか、やって欲しいです (ただの願望)(沙紗衣装が見たい) 。続いてはみんな大好きFrom. です。この曲もスクガのように可愛くてわちゃわちゃできるのと同時に、歌って聞かせる曲でもあります。そしてアルバムDEAR.に収録された曲なので最近の曲となりますが、もう5回もセトリ入りをしている実力派の常連曲候補です。ずっとずっと歌い続けて欲しい…!SUPERMAN はガッツリ系ダンスナンバー。毎年のアルバムに1曲は必ず収録されるダンス曲ですが、PARADEのセトリでDEAR.以来の復活を果たしました。覚え直したという面でも、また披露する可能性は十分あるでしょう。収録されたアルバムを引っさげたツアーを越えての披露はとても嬉しいものです。

 

この様に、曲のジャンルは違えどこれからのJUMP魂を支えるポストビトラがどの曲になるのか現段階では正直まだ見えません。ですが、今のJUMPにあるこれだけの曲数の中から、アルバム曲やカップリング曲がセトリ入りすること自体凄い事です。ましてや今回紹介した4曲は何度も披露され、既にライブを支えてくれているので、ビトラ先輩が「もう飽きた」とファンを言わせたように、きっと定番曲になってくれるだろうと思っています。

 

 

5.まとめ

 

 活動年月を重ね曲数が増えることで、曲選の幅が広がりライブで表現できる世界も広がっています。特に近年未披露の楽曲の蓄えが半端ではない!まだまだやってない素敵な曲たちが眠ってます。でもそんな沢山の選択肢の中で、今回紹介したような曲たちがセトリに居る安心感 ってありますよね。大切な曲達が13周年以降も大好きな人達の歌とダンス、そしてパフォーマンスで届けられることを願います。

 

今回、JUMP魂を支えてくれている曲たちをカップリング曲アルバム曲編で話してきました。何度も協議を重ねてセトリ構成がされているのだと改めて気づきました。毎度毎度私達を異世界に連れ出し最高の時間を一緒に作ってくれているHey!Say!JUMPには感謝してもしきれません。そして、コロナ禍で今年のライブは全て中止になりました。とても残念ですが、昔のセトリを思い返してみるだけでも彼らの届けてくれるエンタメにまた触れられたような気がしています。また、このブログを読んで少しでも楽しい気持ちになってくれたら嬉しいです。

 

 

 

またいつか、ライブができる日を祈って。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました☺️

ぴなん