愛から生まれる言葉たち
山田くんの言葉には人の心を動かす不思議な力がある。そして、私も知らない私の真理に触れてくる。
2015年の真紅の音で、当時22歳の山田くんが放ったこの言葉。ここに今までの彼の言葉の重みの真意があるなと、今になって気づいた私は恐らく遅すぎた。
私もそうだが、いい言葉を紡ぐことで愛を表現してしまおうとするのが普通だと思う。
だって、
言葉から生まれる愛 は必ず ''愛''として受け取られる
でも、
愛から生まれた言葉 には 一見それが ''愛'' だと分からず受け取られることもあるから
山田くんの言葉は後者だったのだ、そう思えば全て理解できた。よく彼は「思ったことをストレートに言っちゃう性格だから___」と言う。確かにそうだ。言葉への仕方・紡ぎ方 を気にし過ぎて元々あったはずの愛は何処かに行ってしまう……なんて事が私はある。だけど山田くんの言葉にそれはない。いつだって真っ直ぐで潔い
episode 1
「 (ファンには) 何もあげない、ぐらいの関係がいい。届きそうで届かないのが、ちょうどいいなって思うから 」
冒頭で、山田くんは私の真理に触れてくる といった。まさにそれがこの4年ほど前のこの言葉。
届きそうで届かない
いざアイドルに言われてみると、気付かされるものは沢山ある。ありすぎる。だからきっと意見は割れてしまったのだろう。この言葉に限らず、「それを言うことで、傷つく人もいるじゃん」と思うことは正直まぁまぁある (笑)
でも、それは言葉から生まれる愛を自然に求めようとしてしまっているからだと最近は思う。分かりやすくアイドルらしい発言を求めるのであればこっちなのだろう。それでも山田くんは愛から生まれる言葉を放つ。
「アイドル」と「ファン」の関係にこんなにも全力の愛を持って向き合ってくれてる人がいるだろうか……そう思うと山田くんの優しさに苦しくなる。
届きそうで届かないのがちょうどいいな
episode 2
「 叶いづらいわけじゃないですか、
その恋 (リア恋) って絶対的に。」
2020年7月のうるじゃんなので、まだ記憶に新しい方も多いはず。そしてこの言葉を完全に噛み砕けていない私のツイートがこちら。
リア恋の叶いづらさを断言することが、アイドルとして100%正解だとは言えないし、これを聞いて幸せになった人は多分居なくて。でもそれでも、触れにくい事に濁すわけでもなく、笑いに転じて話すわけでもなく、逃げずに言及してくれるから皆やまちゃんが好きだし幸せになって欲しいと願うんだよな
— ぴなコ (@pinanry) 2020年7月31日
「アイドルとして正解だとは言えない」
これは完全に私の考えが未熟。リア恋を促す発言こそアイドルらしいというのは違うし、そもそもアイドルらしいってなんだって話で。アイドルの傘の下に山田くんがいる訳でも無い。愛を持って応援しているのなら、他や一般と比べるより先に、彼の言葉を真っ直ぐ受け止める考え方がしたい。それでも納得出来なければ「違うんじゃない?」と言ってもいいと私は思う。
この時、濁さず真正面から向き合ってくれていることに愛を感じるべきだった。山田くんなりの''アイドル''を感じるべきだった。
ending
愛を持って言った言葉についていけないなと思った人を彼は追わない。「好きでいてくれる人がいればいい」そういう山田くんを心から応援したいです。
山田くんの言葉が重いのは、そこにありったけの愛と想いが詰め込まれているからなのかな、なんて。
最後になったけど、
山田くんお誕生日おめでとうございます☺️
29歳の山田くんからも、愛ある言葉をたくさん浴びたいです。そして、たくさんの愛で返せますように。
2022/5/9 ぴなん